ChatGPTと科学談義に花を咲かせよう!

2023-06-02

ChatGPTとマニアックSF話を議論してみました。
面白かったので一部ご紹介します。

Hossy

マインドアップロードの一部として脳をスキャンする技術について深掘りさせてください。
SFの設定として、これを実現したものとします。
その場合、意識の連続性についてどのような疑問が考えられるか例をあげてください。

ChatGPT

マインドアップロード、つまり意識や思考をデジタル化するプロセスが可能になったとしたら、意識の連続性について多くの興味深い疑問が浮かび上がるでしょう。以下にいくつかの例を挙げます:

  1. コピー後の「自我」: マインドアップロードによって脳がデジタル化されたとき、元の肉体とデジタル化された意識との間で「自我」はどのように共有されるのでしょうか?デジタル化された意識は、元の身体の経験と記憶を引き継ぐことができますが、その後の経験は異なるため、時間とともに2つの「自我」は異なる方向に進化する可能性があります。これは、自己のアイデンティティという概念に深い疑問を投げかけます。
  2. 死と生存: マインドアップロードが成功した場合、元の肉体が死んだときに「自我」は死ぬのでしょうか、それともデジタル化された意識内で生き続けるのでしょうか?これは、生命と死についての基本的な理解を根本的に変える可能性があります。

(以下略)

Hossy

挙げてもらった疑問を発生させない条件を作成してください。サイエンスフィクションとして技術的な制約は無いものとします。例えばアップロードプロセスは量子力学のアイデアを使って量子もつれによって光速を超えた即時の情報伝達により間断なく実行できる、というような解決方法を取ってください。量子力学や物理学、宇宙工学など最新の科学の知見も利用してください。

ChatGPT

サイエンスフィクションの世界では、技術的制約を超えて、意識の連続性の問題を解決するための条件を設定することが可能です。以下にそれぞれの問題に対する可能な解決策を提案します。

  1. 同一性の問題:この問題を解決するためには、アップロードされたマインドが元の脳の「コピー」ではなく、「移行」であるという考え方を採用します。つまり、意識は複製されるのではなく、物理的な脳からデジタルな形式に移行すると考えます。これは量子もつれのアイデアに基づいています。量子もつれでは、一対の粒子が生成され、その後に離れた場所に移動しても、それらの間には「つながり」が維持されます。この考え方を応用して、脳内のニューロンとデジタルマインドの間に「量子的なつながり」を作り出すことができれば、意識の移行が可能になるかもしれません。

ChatGPTはいろいろなことに使えるのは御存知の通りですよね。

私もいろいろ使ってますが、特に面白いのは科学技術について議論することです。

自分が知っている以上のことがでてきて驚きますし、それを検索して裏付けて、とやっていると知識が深まっていくのを感じます。

知見が深まり、新しいアイデアが思い浮かぶ、それをまたChatGPTに投げかける。

そうやってときどきウソをつかれながら(試さられているのか?)やり取りを続けると、ひとりでは到達し得なかったアイデアが完成したり、全然違った角度から物事を考えられるようになったりしてることもしばしば。

このパワーを上手く活かすと、自分が掲げたビジョンを達成するのも不可能じゃない気がしてくるので面白いやら怖いやら、です。

ちなみに、先程の議論を続けた結果、ハイゼンベルクの不確定性原理というものにたどり着きました。

もちろん初めて聞く言葉と理論です。これ、ひとりで勉強するだけだったらたどり着けるかどうか、たどり着いても深ぼる気になったかどうか。

こんなふうにChatGPTを上手く使うと科学談義に花が咲いてとても楽しいですよ!