宇宙や科学は、おもしろくて驚きに満ちている。
若い頃、何かをやりたくて、でも何も見つからなくて、手当たり次第に色々なことに手を出していたときに手に取った一冊のSF小説。それが全ての始まりだったと思います。
最初は一息つくための娯楽として手に入れたのですが、これがものすごく面白い。
物語から伝わってくるのは、それまでのモノの見方を覆す、息を呑む壮大で驚きに満ちた世界でした。
あれから二十年、細く長く読み続け今に至ります。横に立てに広く根をのばし、現実の科学や宇宙に興味を持つようになりました。
ずいぶんと人類は進歩したもので、今まで小説や映画の中にしか登場し得なかった人工知能なるものが、
もう現実になっているではありませんか。面白いね。
宇宙や科学なんて、SF小説を読んでいなければ気にもとめなかったかもしれません。
科学は身近な存在
でもね、実は身近な存在なんですよ。
例えば、私たちの体は何で出来てるのでしょうか。素粒子物理学に倣えばその名の通り素粒子。
目に見えないツブツブの集合体らいしです。
そんで、そのツブツブはどこから着たと思います?
宇宙の始まりビックバンが発生したときにできたんですって。138億年前。
おお?と思いません?私は思いました。すごいなーって。
科学は人を幸福にも不幸にもする。
ダイナマイトや原子力は、人を殺めることを目的に発明されたのではありません。
翻って、AIや仮想現実、量子コンピューターはどうでしょう?
すごくワクワクする反面、使いようによっては人類ほろぶんじゃね?と怖がる人もいます。
そこで私は思います。
科学から生み出されるこれらの発明はもう、止めたくても止めようがない。
だったら、少しでもその使い方を学び、人々がしあわせになれる方向に歩んでいくよう努力することくらいしか、できることは無いんじゃないか。
リスクは学ぶことができます。学べば科学を使って悪さをしようとする人を止めたり牽制できるかもしれません。
そのためにはみんなが学び、知り、それぞれが正しいと思える方向へ舵を切っていかなければならないんだと思います。
悲しい思いをする人を見たくはないし、自分と身近な人と、できるだけ多くの人が幸せになれるのがいいよね。ざっくり言って。
自分に残ったあと半分の人生の時間を何に使うか考えたとき、大好きなSFが与えてくれたこの気付きに寄り添っていくのは悪くないと思いました。
科学って面白い。
いろいろと本を読んだりしていますが、まだまだ足りないなーと思っています。
最近では先述した素粒子力学に関心をもっていますが、例えば不確定原理などは繰り返し本を読んだり解説動画をみても腹落ちしないところがありますし、もっともっと知りたいと思います。
ゼロポイントフィールドやVR仮説のような突飛なアイデアもあれば、ヒッグス粒子って実は何がすごいんだっけ?みたいなこともまだまだ深くわかってないです。
この奥深い世界、掘り下げていこうと思います!